陸上・長距離実業団28年間経験(現役14年・監督14年)のEBSランニングクラブ代表衣笠明宏の日頃の活動を公開させていただきます。 《県内では、大人の本格的なランニングクラブでは第一号です!》
実業団監督時代に、コンディショニング・
メンタルトレーニングを株式会社サンリ の
臼井博文トレーナーから教わってきました。
臼井さんのプロフィール
今では、いつもFacebookを拝見して、勉強になります。
本日も是非見ていただきたいことが掲載されていました。
【本日の臼井博文さんのFacebok】
一昨年の今日は、「この本」を紹介してました。
ここから二年経っているんですが…、
マスコミに大々的に取り上げられる体罰は少なくなって
きただけで…、
現場での体罰やハラスメントは無くなっているわけでは
ありません。
だからこそ!
昨日のSBT認定講座5周年祝賀会での
「本気のミーティング」でも話し合われた様に、我々と全国
のコーチ陣が連携し、力を合わせ、
日本の教育を変えていかないといけません。
昨日、発表した「新たな事業方針」は、それを現実のもの
にするものだと思っています。
昨日、来られなかったコーチの皆さんも含め、全員が強い
使命感を持って一緒に顔晴っていきましょう!
教育は全て脳である
※SBTとはスーパー ブレイン トレーニング
日本の柔道の論点(山口香)
この本、痛烈だけど面白い。
中でも。。。
第四章
【柔道における教育と体罰】の中の、第一節
「殴らなければ頑張れない」の悲劇
の冒頭は読んでいて、一人笑ってしまった(苦笑)
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『東大卒と聞けば、 「勉強ができる」と思うのと同じぐらい、
スポーツ選手と聞けば「勉強ができない」と思われている。
スポーツ選手は本当にバカなのだろうか?
一般的な学力試験によって判断すれば、そうと言える
場合が多いかもしれない。
しかし「勉強ができる」ということと「頭が良い」ということ
とは違う。』
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大きく、強く、猛烈に同感!!
我々も、
「バカはスポーツで一流になれない!」
と全国の講習・講演で訴えている。
つまり、スポーツを真剣にやっている人達は、たとえ
「優勝」という
二文字を逃し、準優勝になったとしても、受験生が
超難関校を合格する頭の鍛え方よりも数段高いレベル
で脳を鍛えているのです。
だからスポーツの一流は受験やビジネスの一流よりも
相当に「頭が良い」ということなのです。
ただ残念かな、現時点では、一流スポーツ選手で「それ」
を自覚している人が少ないので、トップアスリートたちから、
【スポーツ選手=頭が悪い】への偏見を解くための発言や、
その為の社会への働きかけをしていないだけなのです。
この本は、柔道界だけに限らず、スポーツ界、教育界にも
共通する課題や戒めが書かれていますので、その世界に
おられる方!必読です(^_-)-☆
【中学校教諭 佐々木太一先生のコメント】
上記の投稿に対して、中学校保健体育教諭
佐々木太一先生からのコメントです。
未だに強くなるには体罰は必要だと言っている指導者は
たくさんいますからね…
数年前の柔道女子日本代表が体罰・パワハラで訴えた際
も日本代表にまで選ばれて訴えてるんじゃねー、
選ばれなかった人達の気持ちを考えろなどとSNSに書いて
いる者さえいました。
僕は指導者に恵まれたので、暴力や暴言は受けてきません
でしたが、柔道界では暴力やいじめに耐えた者が強くなると
いう考えは全く無くなっていないように思います。
【私の考え】
私の高校時代は35年ほど前ですから、
今の子供における生活環境は大きく変わっています!
指導者も、指導方針を時代に沿って変えないと、
日本のスポーツは強くなりません。
アスリートも、しっかりと自覚を持つことです。
志を高く持つことです!!
【スポーツ選手=頭が悪い】⇒【スポーツ選手=頭が良い】
と誰からも評価される様に指導者がアスリートへ教育すること
が重要です。
【スポーツは文化】にならないといけません!!